「合格実績」という罠
2023年12月29日
塾が掲示している「合格実績」、例えば神戸高校〇名、とか灘中〇名とか・・・
これらの数値には巧妙な「裏」があります。
まずひとつは「塾生でない方の合格実績を加えている」ということ。例えば模試を一度受験しただけであるにも関わらずその塾の実績としている、かなり厚かましいケースですね。これは予備校でもよく見られる手法です。
次に「分母が明確でない」という点。例えば「灘中50名合格」とあっても分母が500名ならば合格率は10%となります。それなら「20名受験10名合格」の塾のほうがはるかに合格率は高いわけで。