コラム「集団指導塾はいずれ滅びる」
ここでは一段と「辛辣」に、タイトルにある「集団塾」がいずれ無くなる「根拠」を述べてみます。
というより逆に、「未だ集団塾が滅びず成り立っている理由」を述べるほうが早いでしょう。
それは失礼ながら「顧客の認識の甘さ・弱さ」につけこめているからです。
どういうことか?それは、「大した指導(つまりサービス)を提供されていないのに、お金を払い続けているお客、この場合保護者の方々ですね、それがまだまだ多いから、です。
小奇麗な新聞広告を打っていれば、TVCMが放送されていれば、要するに「大手」であればこの塾行かせておけばいい、、、まずこれが大きな「誤り」です。
大手塾の大半がいかに「手抜き」か、は隋書で述べてきました。これについてはまた別の機会に述べたいと思います。
消費者の「認識・知識」は、時代を追うごとに進化します。
どういうことか?例えば、なんでもいいです、ある「モノ」を購入するとき、大手メーカーが販売している「A」と無名メーカーの「B」とがある。何の考えもなく「A」を購入する、理由は大手メーカーのモノだから、という人はまだまだ多いです。
しかし、「B」のほうが値段が安く、しかも品質は同等以上、、となればそれは「B」を購入するほうが正しい判断です。「A」を選ぶ理由は、「ブランド」という点以外ないのですから。
それでも「A」を、という人は「ゼロ」にはならないでしょう。しかし、顧客の大半を「B」に奪われれば、「A」のメーカーはいずれ立ち行かなくなります。
塾も同じこと。いずれ顧客の認識レベルが向上すると、大手、特に集団塾にお子様を通わせる親御さんはいなくなります。