コラム「間違いだらけの塾選び」

第3回

「実は集団塾より悪いフランチャイズ個別塾」

第1回では、「集団塾<個別塾」というニュアンスのことを書きましたが、、、

第3回の内容は、正確に言うなら「集団塾>フランチャイズ個別塾」、です。

ここではまず「フランチャイズ」の説明を一応、、、

コンビニなどに代表されるシステムですね、

「加盟金」を払えば、ノウハウを提供してもらえて同じように経営ができる、、それがフランチャイズというシステムですが、個別指導塾の世界でもあります。


で、その問題点は、コンビニや飲食と違い「指導のノウハウ」は提供されない、ということ。

例えば、「うどん屋」さんのフランチャイズに加盟したら、うどんの作り方を教えてもらえます。

当たり前ですが。。

でも、個別指導塾のそれに加盟しても、「勉強の教え方」は教えてもらえませんので。


 そんな「素人」の経営する塾に行かせて、、、それは集団塾に行くより成績の上がる可能性は低い、と言えます。

 では、「フランチャイズ」とそうでない個別指導塾の見分け方、ですが、塾名を明示するわけにはさすがにいき

ませんので、、、

 フランチャイズ塾には、特徴が2つあります。

1、「やたらと綺麗なカラー広告」

    我々、個人塾はそんなところに経費を使えません、、、いえ使いません。

2、「同じ名前の塾がやたらとある」

    フランチャイズ展開していますので、方々にあります。●●塾〇〇教室、というような。


 ただし、「絶対」ではありません。

 フランチャイズ塾でも、「いい先生」はいます。ただそれがもの凄く「低確率」なだけです。

 いい先生がいらしても、その先生に担当していただけるとは限らないですしね。






第2回「料金は『年間総額』ではかるべき」

 前回、「集団指導塾が決して安いわけではない」ということをお話しました。
 実際、大手集団指導塾の多くは、「季節講習費」で多額を請求してきます。しかもそれだけではありません。
 季節講習費のほかに注意すべき費用としては「合宿費」と「教材費」です。
 前述したように塾の合宿の「費用対効果」は大変低いものがあります。理由としては、私も勤め人時代に経験がありますが、あんなブラックな労働環境でいいパフォーマンスなど発揮できるわけがなく、我々社員にとっては地獄でした。
 そんな授業で生徒さんに申し訳なかったくらいです。まして高額の費用を出していただいた保護者の方にも。。
 それと「教材費」ですね。教材費=年1回ではありません。年間で、多い塾で5回です。

 ①年度初め ②春期講習会教材費 ➂同夏期 ④同冬期 ⑤入試前 の5回です。

 「買わせておいて全ページこなせない」確率は99.999%と思ってください。

第1回「集団指導塾は個別指導に絶対勝てない」

 個別指導のリアライズ、「間違いだらけの塾選び」、第1回は「集団指導塾」の終焉についてです。

 今の世の中、「集団指導」と「個別指導」の2種類の塾がありますので、集団指導塾の存在価値はゼロに等しいです。

 理由は、一方的に講義を展開するだけの授業の集団指導より、お子様個々に個別に指導してもらえる個別指導のほうがよいに決まっています。

 例外としては、ひとつは「集団指導の一方的な講義(授業)についていける優秀なお子さんである」ということ、それとやはり個別よりは安価な集団塾もあり、費用面でのメリットがある、ということです。

 ただし、費用面の比較は「月額受講料」だけで判断はできませんのでご注意ください。季節講習費が10万超になるような高額な集団塾も多く、特に「合宿」のある塾は避けたほうがいいですね。塾の合宿は無駄に終わるケースが多いです。塾という「企業」が社員の「賞与」のために行われる「営業イベント」ですので。


  という感じで、現代社会における「塾世界」の裏側をバッサリ切ります。

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